”絶対”がない競馬
2011年で創設6年目を迎えるヴィクトリアマイル。
歴史の浅いGⅠという事もあり明確な傾向と言うのは見えてはおらず、馬券を予想する際に参考になるデータというのが非常に少ない状況となっており、また歴史が浅いからこそデータの過信は禁物と言えるのが現状ともいえる状態です。
GⅠ勝ち馬延べ16頭が出走した過去5年の歴史の中で、波乱決着となったのは2007年の第2回開催であり、この年の馬券対象馬はいずれもGⅠ勝利実績が無いという、5年間の歴の中でも唯一の例外となった年であり、それ以外の年では全てGⅠ勝利馬が最低1頭は馬券対象に絡むという結果が出ています。
しかし馬券対象3頭全てGⅠ勝利馬での決着は、現在の所一度も存在しておらず、このあたりがこのヴィクトリアマイルの難解部分と言える点となっています。
また2008年から2010年にかけては、ウオッカ・ブエナビスタという、歴代の最強牝馬が出走を行ない、いずれの年も馬券対象になっているという点も、大きな特徴の一つです。
2011年もブエナビスタが出走を行なう可能性が高く、対抗となる牝馬が存在しないという点で、2011年までは不動の軸が存在すると考えてもよいと言える形となっています。
ただし競馬に絶対という事はありません。
波乱決着となる場合はこういった人気集中馬が馬券圏外となってこそ波乱が産まれます。
しかし明確な理由がないままこういった実力馬を消す事は、やはり懸命ではありません。
当日の枠・馬体重・当時の馬場など、当日にならないとチェック不可能な要素は、確実にチェックを行った上で馬券を購入する事が、データの少ない現状では最も懸命な作戦といえます。
2011年4月12日